施設について
当館では、小さなお子さま連れの方にも安心してご利用いただける施設を目指しています。トラブル防止のため、お子さまからは目を離さないようにお願いいたします。
また、ご高齢の方や障がいのある方、車椅子をご利用の方に当館をお楽しみいただけるよう、設備をご用意しております。
ご来館の際に、ご不明な点やサポートが必要な場合は、お気軽にお尋ねください。
館内のみどころ
『言葉の彫刻』
本の中から印象的なアフォリズム(短文)を抽出し、その立体文字を空間に浮かぶように掲出しています。基本的に、本は手に取りページをめくらないとその世界に触れられません。 が、そんな本の前を通り過ぎてしまうこどもたちの視界に言葉を滑り込ませ、一文が持つ魅力で、読み始めるきっかけをつくりたいと考えています。
休憩室
こども本の森の奥にたたずむのは、静寂につつまれた円筒の空間。そこに、子どもたちの本への興味の入口になるような映像作品を上映します。壁に映し出されるのは、いくつかの本から切り取られた物語の断片。“動く鏡”に反射された映像は、長細い空間を縦横無尽に動き回り、子どもたちを物語の世界へといざないます。本をひらけば、物語の世界が広がっていて、その世界の住人がいる。そんなことを、この作品から感じ取ってもらうことを期待します。
家具計画について
「こども本の森」では、子どもたちの読書環境にもこだわりました。Artek社のN65やオリジナルのスツールなど、年齢に応じて「読む」行為に集中してもらえる椅子を選んでいます。建築との相性を踏まえながら備品などの細部にまでこだわり、またしっかりと造られた「良い家具」に触れて欲しいという想いも込めました。
「青リンゴ」
入口のテラスでひときわ目を引く、大きな大きな青いりんご。これは建物寄附者である建築家・安藤忠雄氏によるオブジェです。米国の詩人、サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフに、「若さとは、年齢でなく心の持ちようだ」というメッセージに共感し、安藤氏自身がデザインしました。『挑戦心にあふれる青春のシンボルとして多くの人に触れてほしい』との願いが込められています。
車椅子・ベビーカーをご利用の方
入口までスロープで通れるようになっています。館内を移動されるときには、各階エレベーターをご利用ください。ベビーカーでお越しの方は、入口のベビーカーパーキングをご利用ください。ベビーカーのまま入館することもできますが、大変混み合いますので、抱っこ紐やベビースリングの使用をおすすめします。
授乳室・調乳室
館内1ヶ所に授乳室をご用意しています。おむつ替え台なども設置していますので、赤ちゃんの授乳やおむつ交換などご利用ください。混雑時はワークショップルームを臨時の授乳やおむつ交換スペースとしてご利用いただけますので、お気軽にスタッフまでお申し付けください。
授乳室・調乳室:1階フロア
ベビーキープ(チェアー)
小さなお子さま連れの方でも安心してトイレをお使いいただけるよう、乳幼児を座らせて固定できるベビーチェアーを館内3ヵ所のトイレ内に設置しています。
設置場所:1階トイレ、3階トイレ
ベビーシート
おむつ替えや洋服が汚れてしまった場合の簡易的な着替えなどにお使いいただけるよう、開閉式のおむつ交換台を館内2ヵ所のトイレ内に設置しています。
混雑時はワークショップルームをご利用いただけますので、お気軽にスタッフまでお申し付け下さい。
設置場所:1階多目的トイレ、1階女子トイレ
補助便座・こども用トイレ
小さなお子さまでも安心してトイレをお使いいただけるよう、補助便座を館内すべてのトイレに設置しています。男の子用のこども用トイレは館内2箇所に設置しています。
設置場所:1階トイレ、2階トイレ
多目的トイレ
1階フロアには多目的トイレをご用意しています。
盲導犬、聴導犬、介助犬を連れてのご入館
全館ご同伴いただけます。